東証ETF銘柄探求としまして、今回はMAXISナスダック100上場投信 2631(以下2631と呼称)を見ていきたいと思います。
目次
概要
2631は、「三菱UFJ国際投信」のMAXISシリーズの商品で、ナスダック100指数に連動する東証ETFです。
まずナスダック100指数について見ていき、その後にすぐ、銘柄の概要を一覧で記載しています。
ナスダック100指数って?
- NASDAQ100指数は、米国のナスダック市場に上場している時価総額でトップ100の非金融銘柄で構成されている。時価総額ウエイト指数。
- 指数の変更は年に一度。(定期的な銘柄入替は毎年12月)
- 指数に採用されるにあたり時価総額、流動性、業種等の規制はなし。
- 1985年1月31日から指数の計算が始まっている。
- NASDAQ100指数とNASDAQ総合指数は異なる指数である。
(出典:マネックス証券)
NASDAQ100指数とNASDAQ総合指数の違い
NASDAQ総合指数(ナスダック総合指数)…米国のナスダック市場に上場しているすべての銘柄約3,000を対象とし、時価総額加重平均で算出したもの。
NASDAQ100指数(ナスダック100指数) …ナスダック市場上場企業のうち、時価総額上位の約100銘柄(金融業を除く)で時価総額加重平均で算出したもの。
(出典:マネックス証券)
| 銘柄コード | 2631 |
|---|---|
| 上場市場 | 東証ETF |
| 投資対象 | 米国株式 |
| インデックス | ナスダック100 |
| 為替ヘッジ | なし |
| NISA成長投資枠 | 対象 |
| 組入銘柄数 | 102 |
| 基準価額(円) | 19,415.00 (2024/05/02) |
| 純資産総額(百万円) | 19,851.00 (2024/04/30) |
| 決算日 | 年2回(06/08, 12/08) |
| 直近分配金(円) | 42 (2023/12/08) |
| 分配利回り | 0.42% |
| 信託報酬(税込) | 0.22% |
| スプレッド | 0.06% |
| 騰落率(1年) | 48.99% |
| 騰落率(3年) | 62.99% |
| 騰落率(5年) | データなし |
組入上位20銘柄
| 順位 | 銘柄 | 国・地域 | 業種 | 比率 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | MICROSOFT CORP | 米国 | テクノロジーサービス | 8.46% |
| 2 | APPLE INC | 米国 | 電子テクノロジー | 7.53% |
| 3 | NVIDIA CORP | 米国 | 電子テクノロジー | 5.98% |
| 4 | AMAZON.COM INC | 米国 | 小売業 | 5.36% |
| 5 | META PLATFORMS INC-CLASS A | 米国 | テクノロジーサービス | 4.43% |
| 6 | BROADCOM INC | 米国 | 電子テクノロジー | 4.29% |
| 7 | ALPHABET INC-CL A | 米国 | テクノロジーサービス | 2.78% |
| 8 | ALPHABET INC-CL C | 米国 | テクノロジーサービス | 2.71% |
| 9 | TESLA INC | 米国 | 耐久消費財 | 2.50% |
| 10 | COSTCO WHOLESALE CORP | 米国 | 小売業 | 2.39% |
メリット
ナスダック100指数に投資できる
マイクロソフト、アップル、アマゾン、アルファベット(Google)、テスラなど、世界に名だたる米国企業が組み入れられているナスダック100指数。
これら企業に、1本で投資できてしまう利便性の高さが、まず大きなメリットと言えます。
これからも米国の高い成長性に期待でき、円建てでETFを購入したい方には、良い銘柄と言えると思います。
最低購入金額が比較的安い
ナスダック100に連動する米国ETFには、代表的なものに「インベスコQQQ 信託シリーズ1(QQQ)」がありますが、最低購入金額は435.48ドル=67,053.25円。
そこそこ高額になるため、購入タイミングを分散しづらく、「まとまった金額なのに、この1回が高値掴みだったらどうしよう…」などと購入時の心理的ハードルも高くなりがちです(少なくとも私はそうです)。
その点、2631であれば最低購入金額19,510円程度と、比較的安く購入しやすいのがメリット。
信託報酬も最安級
信託報酬は0.22%と低めで、米国ETFであるQQQの0.20%とほとんど変わらない水準です。
他にも米国ETFにかかる売買手数料や為替手数料を考慮すると、ナスダック100に投資するETFの中では、最も低いコストで売買できる銘柄と言えるでしょう。
新しいETFだが、合格ラインの純資産総額
2021年2月の設定開始と新しめのETFにはなりますが、純資産総額は198億円超で、償還の心配も無さそうです。
デメリット
分散は効いていない
これは2631のデメリットと言うよりは、ナスダック100指数の性質に起因するものですが、アメリカ1国の100銘柄への投資となり、分散が効いていない点には注意が必要です。
「米国株を買いたいが、もう少し幅広い銘柄に分散投資したい」という方であれば、S&P500連動のETFや、VTIなど米国企業に広く分散投資できるものを選ぶのも一案です。
分配利回りは期待できない
分配利回りは0.42%とかなり低めなので、分配金を期待しての投資には向かないでしょう。
分配金がほしいという方は、分配利回りの高い他のETFや、個別銘柄をトッピングするなどして、ポートフォリオを築いていくのが良いかと思います。
まとめ
MAXISナスダック100上場投信 2631は、ポートフォリオにアメリカの成長力を注入できる優れた東証ETFです。
ナスダック100指数の銘柄は定期的に入れ替えられており、組入銘柄 企業の強さは今後も変わらないとは思います。しかし、株や経済に絶対がないのも事実。
私であれば、2631はポートフォリオのキャピタルゲイン向上を期待して購入し、他の個別株やETFで配当利回りを高めていくような買い方が良いかなぁと考えます。
この記事が、ご参考いただければ嬉しいです。
※特に注意書きがない場合、記事中の各銘柄の価格・組入銘柄数・純資産総額等の数値は、2024年5月6日時点のものとなります。
※記事掲載銘柄の数値などは、記事執筆時点でアクセス可能な情報を元に作成しております。情報の正確性には留意しておりますが、変動する数値も多いため、実際の投資判断の際には必ずご利用の各証券会社や、ETF公式情報などをご確認ください。
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