「東証ETF銘柄探求」としまして、気になる東証ETFを掘り下げる本企画。
今回は、個人的に大本命の東証ETFである「iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF 1655」(以下 1655 と呼称)を取り上げます。
結論から言うと、円建てS&P500連動ETFとしては、最有力候補と言って良いと思います。
へ〜。スリムS&P500よりいいの?
円建てで買付したい&分配金を受け取りたい、個別株みたいにサクッと売買したい、という方には刺さるかもしれません。
詳しく見ていきましょう。
目次
概要
1655は、米国の株式市場を代表する株価指数、「S&P500®指数」(税引後配当込み、TTM、円建て)への連動を目指すETF(上場投資信託)です。
| 銘柄コード | 1655 |
|---|---|
| 上場市場 | 東証ETF |
| 投資対象 | 米国株式 |
| インデックス | S&P500®(税引後配当込み、TTM、円建て) |
| 組入銘柄数 | 509 |
| 基準価額(円) | 564,200.00 (2024/05/02) |
| 純資産総額(百万円) | 85,752.00 (2024/04/30) |
| 決算日 | 年2回(2/9、8/9) |
| 分配利回り | 1.06%(過去12ヶ月分実績) |
| 信託報酬(税込) | 年0.066% |
| 信託報酬(税抜) | 年0.060%程度 |
| スプレッド | 0.03% |
| 委託会社 | ブラックロック・ジャパン株式会社 |
| 騰落率(1年) | 38.37% |
| 騰落率(3年) | 155.77% |
| 騰落率(5年) | データ無し |
組入上位10銘柄
| 順位 | 銘柄 | 国・地域 | 業種 | 比率 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | MICROSOFT CORP | 米国 | 情報技術 | 7.03% |
| 2 | APPLE INC | 米国 | 情報技術 | 5.97% |
| 3 | NVIDIA CORP | 米国 | 情報技術 | 5.04% |
| 4 | AMAZON.COM INC | 米国 | 一般消費財・サービス | 4.01 |
| 5 | ALPHABET INC CLASS A | 通信 | メディア・娯楽 | 2.33% |
| 6 | META PLATFORMS INC CLASS A | 米国 | 通信 | 2.31% |
| 7 | ALPHABET INC CLASS C | 米国 | 通信 | 1.98% |
| 8 | BERKSHIRE HATHAWAY INC CLASS B | 米国 | 金融 | 1.73% |
| 9 | ELI LILLY | 米国 | ヘルスケア | 1.43% |
| 10 | JPMORGAN CHASE & CO | 米国 | 金融 | 1.32% |
資産構成
| 順位 | 業種 | 比率 |
|---|---|---|
| 1 | 情報技術 | 29.40% |
| 2 | 金融 | 13.22% |
| 3 | ヘルスケア | 12.36% |
| 4 | 一般消費財・サービス | 10.52% |
| 5 | 通信 | 9.36% |
| 6 | 資本財・サービス | 8.90% |
| 7 | 生活必需品 | 6.20% |
| 8 | エネルギー | 4.06% |
| 9 | 公益事業 | 2.38% |
| 10 | 素材 | 2.37% |
| 11 | 不動産 | 2.21% |
| 12 | その他 | 0.02% |
| 13 | キャッシュ・デリバティブ等 | -1.01% |
メリット
手間無く分散して、米国経済の恩恵を受けられる
指数連動のため、個別銘柄の選定・入れ替えなどの手間が不要で、米国経済の高い経済成長を効率的に取り込むことができる点がまず第一のメリットと言えます。
これ1本で分散投資が可能なため、長期的な資産形成にも非常に適していると言えるでしょう。
円建てで、個別株のように売買OK
東京証券取引所(東証)に上場している円建ての米国株のファンドとなり、日本株と同じように日本時間で取引できるのも大きなメリット。
指値注文、成行注文を選べますし、投資信託よりスピーディーかつ柔軟な売り買いが出来ます。
NISA成長投資枠の対象
NISA「成長投資枠」で投資可能なため、成長投資枠内であればキャピタル・ゲイン、インカム・ゲインともに非課税となるのも嬉しいポイントと言えます。
非常に低い信託報酬
信託報酬(税込)は0.066%と、東証ETFにしては非常に低い水準です。
「2558」の信託報酬(税込)0.077%と比べても優位性があります。
投資信託「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の管理費用(信託報酬を含む/税込) 0.09372% と比較しても、優位性があります。
信託報酬が、スリムS&P500や2558より低いのは、とっても嬉しいですね。
分配金も受け取れる
分配利回りは1.06%と高くはありませんが、分配金を受け取ることが可能です。10年以上の長期保有前提で考えれば、インカム・ゲインを育てることもできそうです。
最低購入金額が5,661円程度と比較的安い(記事執筆時点)ため、例えば毎月2買おう、などといった柔軟な買い方がしやすい点も見逃せません。
同じS&P500連動のETFでも、2558は最低購入金額は22,635円(記事執筆時点)、VOOなどの米国ETFは469.98ドル=71,932.79 円(記事執筆時点)となかなかに高額です。
NISA枠を埋めた後に、特定口座でお守りのように買い足ししていきたいかも…!
デメリット
為替変動の影響を受ける
デメリットとしては、為替変動の影響を受けること。
米国株式を代表する指数とはいえ、あくまで米国銘柄のみに投資するため、仮に米国に重大な問題が起きた時には、一定のリスクがあることは挙げられるでしょうか。
ただし、S&P500企業は世界中進出している企業が多いため、個人的にはこれ1本である程度 国・地域の分散が出来ている、とみなすことはできるとは思います。
どうしても不安な方は、「2559」などの全世界株式に投資する東証ETFを選んだり、他の先進国・新興国の銘柄を足してバランスを取る、などリスク分散を行うのが良いかと思います。
ドル建て資産にはならない
1655は円建ての東証ETFです。
ドルで買ってドルでキャピタル・ゲイン(売買差益)、インカム・ゲイン(分配金)を受け取りたいという方なら、米国ETFで「VOO」などのS&P500連動 米国ETFを購入するのが良いでしょう。
投資効率は投資信託に若干劣る
eMAXIS Slim 米国株(S&P500)などを分配金再投資したケースと比較すると、評価額上昇の効率に関しての効率は落ちます。
キャピタル・ゲインを最速で上昇させたいのであれば、投資信託のS&P500連動商品を購入するほうが合理的かもしれません。
まとめ
分配金がある事をどう考えるか、スピーディーに売買できる点にどの程度魅力を感じるか、といった点がポイントになりそうです。
「2558」と比較して信託報酬(税込)が0.066%とより低く、純資産総額でも優位性があるため、今後東証ETFでS&P500に投資するなら、この1655が大本命かな、と思っています。
また、敢えて2558も併せて買うことで、
- 1つのETFに資産を集中させないようリスク分散する
- S&P500連動 東証ETFの配当月を年4回にする
といった使い方も面白いのではないかと思います。
👇よろしければこちらもどうぞ。
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