iシェアーズ 米国高配当株 ETF 2013(以下2013と呼称)は、Morningstar配当利回りフォーカス指数の動きに連動する投資成果を目指す、東証ETFです。
円建てでドル転・円転のコストと手間を抑え、海外ETFなら必要になる外国税額控除も不要。
手間なく米国投資をしつつ、安定した高配当を狙っていけるのではないかと、個人的に気になっています…!
米国ETFでは、どれにあたるの?
HDVだよ。米国の財務優良企業のうち、配当利回り上位75の銘柄で構成されているんだ。
2013は、同タイミングでリリースされた、「iシェアーズ米国連続増配株ETF 2014」(以下2014と呼称)の兄弟分のようなETFです。
参考記事:
【東証ETF】米国の連続増配株に、円建てラクチン投資。iS米国連続増配株ETF 2014
目次
概要
2013は有名なブラックロック社の商品で、Morningstar配当利回りフォーカス指数に連動する東証ETFです。
基本的に、中身は米国ETFのHDVそのものと思っていただいてOKです。
| 銘柄コード | 2013 |
|---|---|
| 上場市場 | 東京証券取引所 |
| 愛称・略称 | iS 米国高配当株 |
| 管理会社 | ブラックロック・ジャパン株式会社 |
| 信託受託会社 | 三菱UFJ信託銀行株式会社 |
| 売買単位 | 10口 |
| 投資対象 | 米国株式 |
| インデックス | Morningstar配当利回りフォーカス指数 (税引後配当込み、国内投信用、円建て) |
| NISA成長投資枠 | 対象 |
| 組入銘柄数 | 75 |
| 基準価額(円) | 233.59円 (2024/07/12) |
| 純資産総額 | 2,382,628,684円 (2024/07/12) |
| 決算日 | 年4回(2/9, 5/9, 8/9, 11/9) |
| 直近分配金 | 10口につき11円 (2024/05/09) |
| 分配金利回り | 0.47% ※※※ HDV参考:3.43% |
| 信託報酬(税込) | 0.121% |
| スプレッド | 0.10% |
| 乖離率 | -0.05% |
| 上場日 | 2024/1/18 |
| 騰落率(1ヶ月) | 2.73% |
| 騰落率(3ヶ月) | 6.53% |
| 設定来 | 18.30% |
※マーカーは、個人的に魅力的と考えられる点に引いています
※※※ 設定日から日が浅く、分配金の「希薄化」が起きていると考えられます
資産構成(セクター)

2013は、エネルギー・ヘルスケア・通信・生活必需品など、生活に必須の商品を供給する企業銘柄が多くを占めています。
景気後退局面でも、比較的安定した値動きで踏みとどまってくれる可能性がありそうです。
HDVもコロナショックの時には30%以上下落していますし、下がるときには下がる、という点には留意が必要とは思います。
組入上位10銘柄
| 順位 | 銘柄 | セクター | 比率 |
|---|---|---|---|
| 1 | EXXON MOBIL CORP | エネルギー | 10.04% |
| 2 | CHEVRON CORP | エネルギー | 7.17% |
| 3 | JOHNSON & JOHNSON | ヘルスケア | 7.07% |
| 4 | VERIZON COMMUNICATIONS INC | 通信 | 6.69% |
| 5 | ABBVIE INC | ヘルスケア | 6.58% |
| 6 | PHILIP MORRIS INTERNATIONAL INC | 生活必需品 | 4.62% |
| 7 | COCA-COLA | 生活必需品 | 4.45% |
| 8 | PEPSICO INC | 生活必需品 | 4.12% |
| 9 | ALTRIA GROUP INC | 生活必需品 | 3.94% |
| 10 | COMCAST CORP CLASS A | 通信 | 2.85% |
2013は、モーニングスター社が評価する「モーニングスター配当フォーカス指数」をベンチマークにしています。
継続して平均的な水準以上の配当を支払うことが可能で、財務健全性も高いと評価とされた、75社の銘柄で構成されています。
GAFAのような急成長中の銘柄というよりは、昔から存在し、歴史が長い・安定的な銘柄が多いと言えるでしょう。
メリット
安定して高配当を狙える(はず)
実績が出るまではっきりとは言えませんが、2013はHDVと同じく高配当を狙える東証ETFと考えて良いでしょう。
Bloombergで確認したところ、HDVの直近配当利回りは、税込3.42%(2024年7月2日時点データによる)でした。
1年〜程度経過し分配金の希薄化が落ち着けば、2013も、同様に3%を超える配当利回りが得られる可能性は十分あるのではないでしょうか。
HDVを東証ETFで買える
2013であれば、ドル転・円転する手間なく、円建てで実質的にHDVを購入することが出来ます。
私のように、老後の自分の判断力に不安があるような人には、良い選択肢になるのではないでしょうか。
老後はできるだけ簡単な操作で現金化できたほうがいいもんね…!
年4回、分配金アリ
日本の個別株であれば配当月は年2回程度となることが多いですが、2013であれば、年4回(3ヶ月に1回) 3,6,9,12月に分配金が支払われます。
個別株だと煩雑になりがちな分配金管理が多少は楽になりますし、FIRE・セミリタイア・定年退職後には、安定した収入源になり得るかと思います。
NISA 成長投資枠の対象
2013は、新NISA成長投資枠の対象です。
成長投資枠で保有することで、配当金や売却益が非課税になるメリットがあります。
信託報酬もそこまで高くない
信託報酬(税込)は0.121%と、東証ETFのなかでは比較的低めに抑えられているほうと言えます。
米国ETFの購入に必要な外貨両替の手間や、為替手数料、外国税額控除にかかる手間を考えれば、許容範囲ではないかと思います。
デメリット
為替変動の影響を受ける
2013に限った話ではありませんが、東証ETFを介して米国株に投資するため、為替変動で思わぬ損失が出てしまうことはあり得ます。
為替の動向次第では、想定ほど資産が成長しなかったり、分配金の額が伸びない、といった時期もあるかもしれません。
国・地域分散は出来ていない
アメリカ1国のみの高配当銘柄に投資するため、もしも米国に重大な問題が起きた時など、一定のカントリーリスクはあると言えます。
ただし、2013は財務状態が健全で、予想配当利回りが高い米国の優良企業上位75銘柄に投資するという性質を持っています。
こうした企業はそもそもグローバル展開でも強みがあると考えられるため、個人的にはこの点に不安は感じていません(あくまで主観である点はご容赦ください)。
どうしてもカントリーリスクが気になるという方は、米国以外の先進国・新興国のETF等を足してポートフォリオ全体でバランスを取るなど、適切にリスク分散を行うのが良いでしょう。
希薄化が起きている?
設定からの日数が経っていないETFは、どうしても分配金の希薄化が起こりやすく、この2013も例外ではないと考えられます。
実際のHDVと同じくらいの配当利回りになるのは、1年〜2年ぐらいは先になる可能性もある…のかもしれません。
どうしてもすぐに高配当を得たいのであれば、高配当の個別株や、別の高配当ETFを投資対象にするのも手かもしれません。
まとめ
本記事では、「iシェアーズ 米国高配当株 ETF 2013」の概要・メリット・デメリットを見てきました。
2014と併せて購入し、足元の高配当と将来の高配当の両取りをしていく、といった買い方も良いなぁと思っています。
この記事が、ご参考いただければ嬉しいです。
※記事掲載銘柄の数値などは、記事執筆時点でアクセス可能な情報を元に作成しております。情報の正確性には留意しておりますが、変動する数値も多いため、実際の投資判断の際には必ずご利用の各証券会社や、ETF公式情報などをご確認ください。
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